平成30年節分星まつり

2月3日の夜、当山では「節分星まつり」で盛り上がりました。

土曜の夜ということもあり100名を超えるお参りをいただき、本堂にぎっしりいっぱいで、大変賑やかでございました。

法要では、除災招福、厄除祈願の「星供」に釜鳴護摩を併修し、厄払い。

法要の後は、毎年恒例の「備前太鼓唄普及会」の皆様による「備前太鼓唄獅子舞」を奉納いただきました。

皆様、良い春をお迎えください。

お手伝いいただきました皆様、ご参拝いただきました皆様、本当にありがとうございました。

長泉寺杖心会「白須賀蔵法寺参拝の旅」

1月27日(土)、28日(日)の二日間、長泉寺杖心会で静岡県湖西市白須賀にある曹洞宗蔵法寺様への団参を行いました(参加22名)。

蔵法寺様とのご縁は、池田藩第二代藩主・池田綱政公の時代にさかのぼります。

綱政公が参勤交代で江戸へ出向かれた帰り、東海道白須賀宿でお休みになられていた夜、枕辺に観音菩薩が立たれ「われはこの地の観音なり。今から大急難あり。ただちに去るべし」とおっしゃったそうです。綱政公は慌てて宿を出発し、白須賀の町を抜けると大きな地響きとともに大地震が発生。白須賀の町は大津波に襲われました。日本災害史上最も甚大な被害をもたらした「宝永の大地震」がこれです(宝永4年・1707年)。

 

帰藩した綱政公は後楽園に慈眼堂を建立し、その本尊に「白須賀観音」を安置しました。その後、旭川の中州である後楽園では水害に見舞われることが多く管理が難しいことから三野の法界院に移されましたが、法界院でも火災被害が起こり、ご縁あって当山で今日祀られています。

この白須賀観音ですが、元は白須賀の潮見観音であり、蔵法寺様でお祀りされている観音様です。当山一行は、潮見観音が祀られる「潮見大悲殿」で般若心経、妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五偈文をお唱えし、法楽を奉げました。

その後、おんやど白須賀を見学し、浜松市へ移動。「浜松市楽器博物館」、「浜松城」、「うなぎパイファクトリー」、「エアパーク浜松」を観光し、参加者皆様と楽しい時間を過ごすことが出来ました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 

写真は、う巻きならぬ、「うなぎパイ巻き(クレープ)」です。さすが浜松!

寺子屋文化講座vol.15

1月20日(土)、長泉寺寺子屋文化講座vol.15を開催しました。

今回は、「お正月はどこから来るの?~岡山の正月行事~」と題し、岡山民俗学会の大倉寿仁先生にご講演をいただきました。

先生は、岡山各地の多くの正月行事をご紹介下さるとともに、それらの文化の意義についてご教示下さいました。

面白かったものの一つが「お餅つき」。

お餅つきはご近所や親類がなるべくたくさん集まってやるのが良いそうです。

なぜなら、お餅つきはみんなで「つきあう」ものだから。「付き合い」が大事なのはいつの時代も変わりませんよね。そして、ついたお餅は必ず最初に神様仏様にお供えをする。

「お正月はどこから来るの?」という演題でしたが、その答えはズバリ「感謝」じゃないかなと思いました。家族への感謝、周りの方々への感謝、ご先祖様への感謝、大自然への感謝・・・。

そういう様々な感謝の念があるからこそ、みんなでお正月をお祝いするのでしょうし、その文化を通じて、大切なものをしっかり大切にできる人間を地域で育んでいくことができる。あらためて、お正月文化の奥深さ、そしてその大切さを学ばせていただきました。

コンサート環15th 長泉寺合唱団Coro Naga(コーロ・ナーガ)が出演!

1月14日、午前中は毎年恒例の「とんど焼き」を奉修し、午後はいつも大変お世話になっている「近代日本音楽研究会」会長の佐々木英代先生が主宰する「コンサート環15th」がルネスホールで開催され、当方の合唱団Coro Naga(コーロ・ナーガ)が出演をさせていただきました。


300名ほどがご来場下さった初めてのルネスのステージにメンバーも少し緊張しながら、しかしこれまで時間をかけて練習を重ねてきた『アメイジンググレイス』、『翼をください』、『瑠璃色の地球』の3曲をしっかりとした歌声でお届けすることが出来ました。

コーロ・ナーガは「平和をうたおう」をテーマに、当方のお寺とご縁のある方々とともに2015年の秋に結成された合唱団です。
「ナーガ」とは仏教が誕生した古代インドのサンスクリット語で「竜」を意味します。わたしの名前から取った、とよく言われますが実はそうではありません。音楽を通じて、仏法を守る竜の如く、強くしなやかに平和を希求していこうという意味が込められています。また「ナーガ」には「竜のように長いもの」という意味もありまして、長泉寺の「長」にも結び付く名前なのでした。ちなみに「コーロ」は、「コーラス隊」の意味です。

声を出す、歌を歌うということ自体が健康につながったり精神的にも良かったりすることは言うまでもないのですが、特に年齢を重ねるごとにどうしても少なくなってしまう「緊張をする」、「人に観られる」ということが、モチベーションや若さを保つために大切です。なので、メンバーの方にはこれからもなるべく“緊張するステージ”に立っていただいて(笑)、その元気や若さを保ってもらえれば嬉しいなぁと思います。

長泉寺合唱団Coro Nagaは、毎月第1、2、4月曜日10時~12時に練習をしています(指導:佐々木英代先生・月謝2,500円)ので、ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。


それにしても、佐々木先生はスゴイ!昨日のコンサートを通じて、あらためてその偉大さに感銘を受けました。

平成30年大般若経転読法会

あけましておめでとうございます。

さて、今年は戊戌年。わたくし実は年男でございます。そんなあたり年に、本堂大改修工事があたるなんて!住職として、今年一年、正に犬のように駆け回って頑張ろうと決意を新たにいたすお正月でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、先日8日、当山本尊薬師如来の今年初めてのご縁日に、檀信徒皆様の弥栄を祈念する「大般若経転読法会」を奉修いたしました。

『大般若経』とは実に600巻から成る大経でございまして、三蔵法師玄奘がインド天竺から唐へ持ち帰ったお経だと伝えれています。そして、その翻訳期間中、唐が見事に隆盛し、これは大般若経の功徳広大なるが故に違いない!ということで、今日でも様々な節目、あるいはご祈祷等に読まれているわけです。特徴としては「転読」と呼ばれる作法を以っての読み方でして、これが迫力満点なのです。僧侶がみな大声をあげて、大般若経を開き、パラパラパラー!っと(写真のように)やるのです。

この転読、ご参拝の皆様はどのように感じられたのでしょう?

わたしは、というと、今年一年、がんばろう!というひじょうにポジティブな気持ちになるのでした。実に清々しく、こころスッキリ、晴々とした心地です。ありがとうございます。

またさらに、今年は清興として落語家の桂米紫さんに「新春落語」を御奉納いただき、お正月らしく楽しい時間を皆様とともに過ごすことができました。

どうかどうか、皆様には素晴らしい一年をお過ごし下さい。

わたしからも心より、皆様のご健康、ご多幸をご祈念申し上げます。本年もよろしくお願いします。

合掌

龍門拝

※当投稿で使用している写真は、写真家の加藤晋平さんが撮影して下さっているものです。

本堂修繕奉讃会へのご協力をありがとうございます。

2017年、正月の大般若法会で「長泉寺本堂修繕奉讃会」を立ち上げて以降、多くの檀信徒の皆様より協讃寄付を頂戴いたしました。衷心より御礼を申し上げます。

当奉讃会(会長・岩見徹総代長)の発足当初は、多くの方が経済苦や将来不安を抱えられているこの時代において果たして寄付は集まるのか?と不安いっぱいでしたが、いざスタートすると驚くほど多くの方々からご協力をいただき、さらには応援や感謝のお言葉まで多数頂戴するなど、わたしの想像以上に、檀信徒皆様が当山を大切に考えて下さっていることに感動した次第です。本当にありがとうございます。

さて、いよいよ2018年には工事が始まります。当初は6月からの予定でしたが、近年の夏場の台風があまりも強烈、かつ頻繁に襲来するということから、工期を大幅に早め、2月中頃には着工しようということになりました。なお、工事中は本堂での法事を承ることができませんのでその旨ご了承下さい。落慶法要は、予定通り2019年の正月に行います。よろしくお願いします。

 

◆2017年「除夜の鐘」 ⇒ 12月31日(日)23時より本堂で勤行・挨拶、23時半ごろから鐘楼門で鐘を突きます。当山では、参拝者お一人おひとりに鐘を突いていただくほか、『大般若経』にて皆様をお加持いたします。あたたかいお接待もご用意しておりますので、どうぞお参りください。

◆2018年初本尊薬師縁日「大般若経転読法会」 ⇒ 正月8日(月祝)9時~

 

熊本地震被害に対して

熊本県や大分県において、4月14日から今もなお続いている地震によって、被災された多くの皆様には心よりお見舞いを申し上げますとともに、犠牲になられた方々のご冥福を至心に祈念し奉ります。

当山では、長泉寺ボランティア基金会で、「熊本地震救援募金」を開始しております。

集まった御浄財は、RNN人道支援宗教者NGOネットワーク(http://www.rnn.jp/index.html)を通じて認定特定非営利活動法人AMDA(http://amda.or.jp/)による熊本地震支援活動に充てられます。

AMDAは、総社市との合同チームで、4月15日より熊本県益城町の避難所で診療・医療活動を開始しています。長期化が予想されるこの支援活動に対して、檀信徒皆さまからもお支えをいただければ幸いです。

龍門 拝

大般若経転読法会

正月8日、ご本尊薬師瑠璃光如来の新年初縁日ということで、毎年恒例の「大般若経転読法会」を奉修し、檀信徒各家の一年の無事安寧と天下泰平を祈念いたしました。

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大般若経転読法会

当日は天候にも恵まれ、多くのご参拝をいただいたほか、お正月らしく落語(桂米紫さん)を聞いて大笑い。

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「新春らくご」by桂米紫さん

どうか、皆さまにとって良き一年となりますよう、心よりご祈念いたしますとともに、本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

合掌

 

龍門 拝

平成27年の終わりに

皆様、下半期、あまり当ブログの更新ができませず、申し訳ありませんでした。

日々の行事に追われ、ついついおろそかになってしまうんですよね。

反省です。。。

 

何はともあれ、今年も終わりますね。

お寺としては、今年は文化事業に取り組もうということで「寺子屋文化講座」を開講したり、夏には地域の子どもたちに向けたイベント「みンなみかた子どもフェス」を開催。秋には約10年続いた「和讃会ゴスペラーズ」が解散し、新たに合唱団「Naga(ナーガ)」を結成しました。これらは特に檀家さんのみ、というものではなく広く地域一般の方にもお呼びかけさせていただこうということで、ありがたいことに好評をいただいております。

元気よくそのような事業が進められた一方で、光研名誉住職が春より体調を崩してしまい、下半期は全く法務を勤められない状況になってしまいました。おかげさまで、現在はゆっくりと復調しており、本人も来年はがんばるぞ!と意気込んでおります。ご心配をおかけし申し訳ありませんでした。

個人的にはというと、やはり「安保法制」に尽きる一年だったように思います。皆様もそうだと思いますが、わたしも日本の「安全保障」というものについて本気で考えさせられましたし、そのための勉強会やその他事業の企画運営に走り回りました。そのおかげで、「仏教」と「政治」の関わり方や、思想と人間社会について、とても勉強をさせていただいたなと思います。

お坊さんなのになんでそんなに政治的なことに関わるの?

と、よく質問をされます。この場を借りてそのことについて少しだけご説明させていただくと、

実を言うと、わたしも政治的なことにはあまり関わりたくはありません。これは、誰だってそうだと思いますが、関われば関わるほどに生活上いろいろな軋轢が生まれてしまいますし、他者からいわゆる「色眼鏡」で見られるようになったりします。でも、「仏教」を突き詰めていくごとに、人間社会の中に入っていかざるを得なくなるのは当然のことで、結果的に政治的な問題に直面してしまうわけです。

そして、そこには「政治的なことだから避ける」という判断は選択肢としてないわけです。仏教者である以上。

このことについては、他のお坊さんにも様々なお考えがあり、決してそれらを否定するわけではありませんが、個人的には「政治的な事柄だから避ける」という判断それ自体が政治的判断であって、仏教者は政治的なことであれ、プライベートなことであれ、生命の問題であれ、そのすべてに対して仏教的な判断をしていくべきだと考えています。

仏教者だから、仏教的判断をする。

極めてシンプルな理由です。

「政教分離」じゃないの?と思われる方も多いかもしれませんが、これはあくまでも為政者に対して課している「憲法」による規定であって、そうではない一般の宗教者に課しているものではないことを念のためご説明申し上げます。むしろ「仏教者が仏教的な判断をする」ということは、それこそがまさに「仏教」だろうと思いますし、わたしはこれからも純粋に仏教をやっていきたいと思います。

さて、その意味でも、来年も忙しくなりそうな予感たっぷりですね・・・。

どうか皆様が良き新年を迎えられますように、心よりご祈念申し上げます。

 

 

奉祈 貴家万福 天下泰平

龍門 合掌礼拝

みンなみかた子どもフェス!

境内の様子2

8月30日(日)、特定非営利活動法人「音楽の砦」さんとの共催で、「みンなみかた子どもフェス」を境内で開催しました。

庭の様子

ご近所や檀信徒の方々の子どもたちがたくさん集まってくれて、とても賑やかな一日となりました。

ESD子ども体験ワークショップ

客殿では、池田満之さんによる「ESD子ども体験ワークショップ」を開催。映像やパネル、カードなどを使い、楽しみながらESD(持続可能な開発のための教育)を学べるという素晴らしい場所となりました。

ふれあい動物広場

ふれあい動物広場2

境内では、当山に祀られる白須賀観音菩薩との縁が深い「池田動物園」さんより、かわいい動物たちが出張してくださり「ふれあい動物広場」が実現。これには子ども達も大喜びでした。

本堂のコンサート

松原さんと名畑さん

本堂では、「音楽の砦」を主催される松原徹さんらによるお楽しみコンサートが行われ、子ども達が好きな歌のメドレーや、「マンダラ音頭(松原徹さんの作品)」のニューバージョンで盛り上がったほか、お楽しみ抽選会も開かれました。

初めての開催にも関わらず大盛況で幕を終えました。また来年もぜひやりたいと考えていますので、よろしくお願いします。